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2022.05.16 / 最終更新日:2022.07.04

建ぺい率60・容積率200でどれくらいの家が建てられる?土地探しのコツ③

土地の方角と間取りプランを知った後は、建築の制限を知りましょう。同じ面積の土地でも、実は地域によって建てられる家の大きさが異なります。今回は、そんな建築の制限である「建ぺい率容積率」をご紹介します。

建ぺい率・容積率とは?

建ぺい率

建ぺい率とは、「上から見た土地面積に対する建物面積の割合」のことです。「建物面積÷敷地面積×100」で求めることができます。

 

容積率

容積率とは、「土地面積に対する延べ床面積の割合」です。建ぺい率が上から建物を見た割合であることに対して、容積率は建物の床面積を合計した場合の割合を指しています。「延べ床面積÷敷地面積×100」で求めることができます。

30坪の土地に建ぺい率60%・容積率200%で建てられる家の大きさは?

建ぺい率60%とは?

例えば30坪の土地の建ぺい率が60%であった場合、建物面積は18坪になります。この計算結果だけを見ると、総面積が18坪の建物しか建てられないと考えてしまいがちですが、実際はそうではありません。

建ぺい率は建物を上から見た状態で考える指標なので、もし2階建ての家を建てるのならば*最大で計36坪、3階建ての家を建てるのであれば*最大で54坪の家を建てることができます。

*建ぺい率のみで考えた場合。実際は容積率も加味して建物面積が変わります。

容積率200%とは?

例えば、30坪の土地の容積率が200%であった場合、建築可能な総建物面積は*60坪になります。

しかし、実際には延べ床面積が60坪の家を建てることはできません。なぜなら、先ほど計算した建ぺい率の制限によって各階を18坪以下にする必要があるからです。

もし、30坪の土地に容積率いっぱいの60坪の家を建てたい場合には、各階を20坪にした3階建ての家を建築することになります。しかし、これは現実的に不可能です。万が一できたとしても、違法建築となり罰則を受けることになります。

そのため、建ぺい率と容積率を満たす範囲で30坪の土地に最大面積の家を建てるなら、「3階建ての54坪の家」という結果になりました。

*容積率のみで考えた場合。実際は建ぺい率も加味して建物面積が変わります。
*用途地域の容積の制限または、前面道路による制限のどちらか低い数値が容積率の上限になります。

建ぺい率と容積率に計算されない部分

建ぺい率や容積率の定義を知ってから改めて土地を見ると、希望よりも小さい家しか建てられないと判明することがあります。そんな時は、緩和規定を有効活用しましょう。

建ぺい率の緩和

角地緩和

まず1つ目が角地による10%の建ぺい率緩和です。文字だけ見ると角地であれば無条件で適用されると考えてしまいがちですが、実際は角地の中でも条件があります。そして、その条件は特定行政庁によって定められます。例えば、埼玉県越谷市では①または②が緩和条件として挙げられています。

①「2つの道路が120度未満の角度で交わる内角側の角地、またはそれらの道路に二方以上接する敷地であること」かつ「周長の3分の1以上が道路に接すること」
②「道路と公園等が120度未満の角度で交わる内角側の角地」かつ「*周長の3分の1以上が道路に接すること」

角地緩和を受けることができると、建てられる家の可能性が広がるため、事前に細かく確認することが大切です。

*周囲 の長さのこと

防火地域

家を建てる地域が「防火地域」「準防火地域」と呼ばれる場合においても、条件を満たせば10%の建ぺい率緩和を受けることができます。その条件とは、建物の主要構造部に耐火性能がある材質などが使用されている建物のことです。この場合は、敷地が少しでも防火地域に含まれていれば緩和を受けられる可能性があります。

しかし、検討している土地が緩和条件を満たしているかどうかを一般の方が調べるのは困難でしょう。そのため、地域に特化した地元の不動産会社に相談するのがおすすめです。

 

容積率の緩和

容積率の緩和は、主に以下のケースで適用されます。容積率によって想定よりも小さい家しか建てられない可能性が出てきた際に、有効活用しましょう。ただし、こちらも専門知識が必要なので、事前に設計士に相談することが大切です。

*地域や自治体によって規定が異なることがあります。

建ぺい率と容積率を知って理想のマイホームを建てよう

今回は、30坪の土地に建ぺい率60%・容積率200%の家を建てる場合、何坪の家が建てられるのかを紹介しました。検討している土地に希望の家が建てられるかどうかの重要事項なので、申し込み前に必ず確認をしましょう。

埼玉相互住宅では、お客様の理想のマイホームを叶えるための間取り相談会を行っております。住まいのことは、専門知識を持った設計士に相談するのが一番です。

どんな些細なお悩みでも構いませんので、まずは一度ご来店ください。スタッフ一同お客様からのお問い合わせをお待ちしております。

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