階段の色の選び方!おしゃれな事例5選
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目次
「踏板」「側板」「蹴込み板」とは
踏板
踏板とは、その名の通り「踏む板」のことで下の図でいうと黄色い部分が該当します。踏板は、段板(だんいた)とも呼ばれます。
側板
側板は、階段の側面に通った板のことです。下の図でいうと青枠の部分が該当します。
蹴込み板
蹴込み板は、踏板と踏板を繋ぐ板のことです。下の図でいうとオレンジで囲まれている部分が該当します。
色の選び方
踏板と蹴込み板を違う色にする
踏板:茶色 側板:白 蹴込み板:白
一般的な階段色の組み合わせは、踏み板をフローリングと同色に、蹴込み板を白にするパターンです。
踏板がフローリングと同じ色なので、違和感なく廊下から階段に続けます。
そして、踏板と蹴込み板の色が対照的な色であるほど踏板が際立つため、階段の踏み外し防止にも繋がります。
定番な組み合わせなので、失敗したくない方におすすめです。
踏板:薄茶色 側板:白 蹴込み板:白
こちらの施工事例も先程と同じく、踏み板をフローリングと同色に、蹴込み板を白にしたパターンです。
踏板の色を先ほどよりも柔らかい茶色にすることで、空間をワントーン明るく見せることができます。
また側板を白にすると、壁の一部のように感じられるため、階段全体がスッキリとした印象になります。
踏板:ダークブラウン 側板:白 蹴込み板:白
踏板をフローリングと違う色にすると、階段の存在が際立ちます。
こちらの施工事例の場合はフローリングと踏板が対照的な色のため、階段を下る際にもどこが階段の終わりなのかがはっきりと分ります。
特にリビングイン階段の場合は、踏板の色を工夫することでお部屋のアクセントになるため、おしゃれな印象になります。
踏板と蹴込み板を同じ色にする
踏板:白 側板:白 蹴込み板:白
こちらの施工事例は、踏み板・蹴込み板・側板・手すりのすべてを白で統一したパターンです。
壁と天井も白いので、広がりのある空間を演出できます。
そして全体のトーンを揃えつつも踏板は木目のデザインなので、単調にならず飽きの来ない階段に仕上がっています。
踏板:ダークブラウン 側板:ダークブラウン 蹴込み板:ダークブラウン
階段をシックな雰囲気にしたい方には、踏み板・蹴込み板・側板・手すりのすべてをダークブラウンで合わせるのがおすすめです。
壁が明るめな色なので、全体の印象としても暗くなりすぎず重厚感のあるイメージを与えることができます。
落ち着きのある家づくりをしたいと考えている方は、お部屋の色だけでなく階段の色も揃えてみてはいかがでしょうか。
階段色に迷ったら
今回は、踏板・側板・蹴込み板の場所と色による印象の違いを紹介しました。
施工事例を見比べることで、組み合わせる色によって全く異なる雰囲気の家づくりができることが分かりました。
埼玉相互住宅では、設計士による間取り相談会を行っています。間取りや家づくりでお悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。
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