不動産の「買取」とは?メリット・デメリットと、後悔しない選び方のコツ|不動産売却の基礎知識⑥
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家を売ろうと調べ始めると、
「買取(かいとり)」という言葉をよく目にします。
車やブランド品と同じように、
不動産も「お店(不動産会社)」に直接買い取ってもらうことが可能です。
しかし、不動産の場合は金額が大きいため、慎重な判断が必要です。
今回は、買取の仕組みと、どんな人に合っているのかを分かりやすく解説します。
■「買取」のメリット:時間と安心を買う
不動産会社が直接買い主になる「買取」には、
個人の方に売るのとは違う3つの良さがあります。
1. スケジュールを自分中心に決められる
個人の方に売る場合は、相手のローン審査や引っ越し時期に合わせる必要があります。
買取なら「〇月〇日までに現金化したい」という売主様の希望に、
プロである不動産会社が合わせてくれるため、住み替えなどの計画が非常に立てやすくなります。
2. 「そのまま」の状態で売れる
個人の方に売る際は、掃除や片付け、時には修繕が必要になることもあります。
一方、不動産会社は買い取った後にリフォームすることを前提にしているので、
どんなに室内が古くても、荷物が残っていても、そのままの価値を評価してくれます。
3. 売った後のトラブルがない
家を売った後に「雨漏りが見つかった」などのトラブルが起きると、
個人間の取引では補償問題に発展し、大きなストレスになります。
プロである不動産会社が買い主の場合、
そうしたリスクも承知の上で引き受けてくれるため、売った後はスッキリと手放せます。

■「買取」のデメリット:価格が相場より安くなる
買取の唯一にして最大の弱点は、「価格が安くなりやすい」ことです。
イメージとしては、「メルカリで自分で売る(高く売れるが手間がかかる)」のと、
「リサイクルショップに持ち込む(すぐ引き取ってくれるが安い)」の違いに似ています。
不動産会社は、買い取った後に「リフォーム費用」や「再販売の手間」をかけて、次の人へ繋ぎます。
【売れる予想価格】ー【リフォーム代などの経費】ー【会社の利益】=【買取価格】
となるため、どうしても個人に売るより2〜3割ほど低くなるのが一般的です。
※最近は、リフォーム済みの家を求める人が増えているため、
以前よりも高く買い取ってもらえるケースも増えています。

■まとめ:まずは「2つの価格」を知ることから

「安くなるなら買取は損」と思われがちですが
実際には
「早く現金化したい」
「近所に知られずこっそり売りたい」
「内覧などの対応が面倒」
といった理由で、多くの方が買取を選んでいます。
一番のおすすめは、査定を依頼するときに
「個人に売るならいくら?」「今すぐ買い取ってもらうならいくら?」の
両方を出してもらうことです。
2つの数字を比べることで、
今の自分にとってどちらが「正解」なのか、納得して選ぶことができます。
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