いざ販売活動!買主様集客の方法|不動産売却の基礎知識⑫
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査定金額を知り、信頼できる不動産会社を選び、売出価格を決め、いざ販売活動が開始!
、、、販売活動って具体的にどんなことをしているの?
今回は不動産会社の代表的な集客方法のお話です。
近隣へアクション
不動産業界では基本中の基本のアクションです。
「〇〇様宅の販売を依頼頂きました、〇〇不動産です」
という感じで近隣のお住まいに挨拶まわりをします。
この行動には次のような理由があります。
①販売することで不動産会社や購入検討者で往来が増えるので挨拶する。
当然のマナーです。むしろ挨拶をしない不動産会社は信頼できません。
②隣近所が購入する可能性があるので声をかける。
・敷地を拡大したい
・近くに子供世帯を住ませたい
・近くに親を住ませたい
などの理由で実際に購入された事例が数多くあります。
③実際に住んでいる人の声から近隣の情報を得る。
買い物、公園など主に利用する生活施設や、近隣の雰囲気など
購入を検討するお客様に幅広く説明できるように情報を集めています。
チラシの配布
不動産といえば、チラシを連想される方がいるほど代表的な方法です。
ご自宅のポストにも、「新着物件」や「未公開物件」などの触れ込みで投函されているのを見たことがあるかと思います。
アナログな方法ではあるものの、多くの買主様が売主様の不動産に興味を持つきっかけになっているので侮れません。
配布の仕方としては、「ポスティング」と「新聞折り込み」があります。ポスティングは1軒1軒、ポストにチラシを直接投函していきます。ポスティング業者に頼むのが一般的ですが、営業担当者が夜な夜な投函していることもあります。
最近は購読者も大分減りましたが、新聞折り込みもまだまだ有効な手法です。ポストのチラシは見ないけど、新聞折り込みは見るという人もいます。
インターネットに物件情報掲載
・スーモ、ホームズ、アットホームなどに掲載
昨今、不動産ポータルサイトの利用も欠かせない手法となってきました。24時間365日と不特定多数の買主様の目に触れることが可能ですので集客に期待できます。また、掲載した物件がどれだけ閲覧されたのか?などのデータを見ることができるので、現在の市況の動きを見ながらデータを根拠とした販売戦略が練れます。
・レインズへの掲載
自社だけではなく、他の不動産会社にも物件情報を提供し、他社が抱えている買主様にご紹介いただきます。専任媒介契約・専属専任媒介契約では、レインズへの掲載が義務となっておりますので、全国すべての不動産会社が売主様の不動産を紹介してくれます。
・自社ホームページに掲載
自社ホームページ運営に力を入れている会社の場合は、自社ホームページにも物件情報を掲載して集客します。
過去お問合せ頂いた買主様にご紹介
違う物件にお問合せいただいた買主様に紹介します。
以前は条件が合わず断念した方も、条件に合致すればご検討いただけます。
まとめ
およそ1ヶ月もあれば告知をし終えますが、内覧が全く発生しない場合、価格が現在の相場より高いか、囲い込みをされている可能性が考えられます。
内覧が全く入らず価格変更を提示された場合、なぜ内覧が入らないのか理由をしっかり確認するようにしましょう。