不動産売却における内覧対応のポイントとは?|不動産売却の基礎知識⑧
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「内覧のご希望です。〇月〇日ご都合いかがでしょうか?」
不動産会社から電話。
遂に買主様から内覧のご希望が!!
といったものの、初めての内覧でなにから準備をすればいいかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
今回は、不動産売却における内覧対応のポイントについてお話します。
■事前に準備すること
・整理整頓
あまりに散らかっているとマイナスイメージになることも。
内覧の際は、まずお掃除から始めましょう。特に玄関、リビング、水回り、バルコニーは不動産購入時のポイントとなりやすいです。
ただ、お住まいしたまま販売することは生活イメージが沸くというメリットがあるため、気を張らず簡単なお片付け程度で問題ありません。
・空気を入れ替える
日々生活をしていると、どうしても各家庭独特の空気がこもります。
空気がこもったままですと「他人の家」という印象が強く、住むイメージが沸きづらくなってしまいます。
内覧前は窓を開けて空気を入れ替えてください。
・電気を点けておく
昼間でも電気は全て点けておくようにしてください。
お店でも明るい店は集客がしやすいと言われるくらい明るさに人は惹かれます。
・スリッパの用意
スリッパは日常的に履く人と履かない人がいます。
仮にご自身が履かないとしても、相手は履く可能性があるので事前に準備しておきましょう。
■内覧時の注意点
・付き添いはひとりで
ご家族が全員揃っている中では買主様も自由に見づらいものです。
しっかり見ていただかないと、消化不良のまま他の物件になびいてしまう可能性があります。
ご家族に一時的に外出してもらうなど、買主様の見やすい雰囲気を作りましょう。
・あまり話しかけすぎない
売主側の心理として、自宅のアピールポイントを買主様に伝えたくなるものです。
ただ、あまりにアピールしすぎるとセールストークに聞こえてしまううえにゆっくり見ることが出来ず悪印象になることも。
買主様は家を見ると同時に売主様のことも見ているので、印象を良くしておくことは後々の条件交渉にも有利に働きます。
内覧中は売主様はリビングで待機をし、質問があったら答える程度で臨みましょう。
ただ、一問一答ではなく答えにプラスαでアピールポイントを伝えると嫌味が無くなるのでおすすめです。
■まとめ
その他にも各不動産固有のものがあると思いますが、ご自身が買主だった場合にどう感じるか?という視点で準備してください。