吹き抜けリビングの魅力4選!後悔しないために知っておきたいこと
目次
吹き抜けリビングの特徴
吹き抜けリビングの最大の特徴は、壁がないことによる開放感です。
また、光を多く取り込むことができるので、明るい印象にもなります。
リビングは1日の中で過ごす時間が長い部屋なので、オシャレで過ごしやすい空間にしたいですよね。
今回は吹き抜けリビングの魅力とよくある後悔、その対策についてご紹介します。
吹き抜けリビングのメリット4選
1.室内が明るくなる
まず1つ目のメリットは、リビングが明るく見えることです。
吹き抜け構造にすることで、窓を高い位置にも設置できるので、太陽の光を1階まで取り入れることができます。
部屋が明るいと気分も良くなりますし、日中に電気をつける回数も減るので、明るいお部屋を作りたい方におすすめです。
2.風通しがいい
1階と2階の両方に窓を設置すると、1階の窓から入った空気が2階の窓から出ていくという循環ができるので、自然換気を促すことができます。
天井にシーリングファンを設置すれば、より空気循環がよくなり心地よい風を感じながら時間を過ごすことが可能です。
3.家族のコミュニケーションが増える
リビングに吹き抜けがあると、わざわざ階段を上らなくても各階から会話をすることが可能です。
また、家族間でのコミュニケーションをより密に図る方法として、リビングイン階段を組み合わせる手法があります。
自分の部屋に行く際に必ずリビングを通るので、自然と顔を合わせる頻度が高くなります。
4.部屋が広く見える
吹き抜け構造にすると、1階と2階を分ける部分がなくなるので、天井が高くなり視界も広くなります。
この特徴を生かせば、敷地面積があまり広くない土地でも開放的なお部屋を作ることができます。
吹き抜けリビングのよくある後悔と対策
1.音が響く
吹き抜けは、1階と2階を分ける部分がないため、音や匂いが広がりやすいです。
家族間で生活リズムが違うと、それぞれの生活音が気になってしまうこともあるでしょう。
この現象への対策の一つとして、吹き抜けの構造を壁に囲まれたタイプにする手があります。
各部屋の窓が吹き抜けに接するように配置すれば、廊下から音が響くことがないので多少の対策になります。
その他にも、防音ドアを設置する方法もあります。
2.空調が効きにくい
よくある後悔の2つ目は、暖房が効きにくいことです。空気の性質として、温かい空気は上昇し冷たい空気は下降するという性質があります。
そのため、冬場はエアコンの暖気が天井付近に留まってしまい寒さを感じることがあります。
この現象への対策は、シーリングファンの設置です。
機械的に空気を循環させることで室内の温度を一定にする効果が期待できます。
また、足元の冷え対策として床暖房を併せて設置するとより温かさを感じられるでしょう。
3.電気の交換が面倒
よくある後悔の3つ目は、高い位置の電球交換が面倒なことです。
吹き抜けで照明器器具を設置する場合、通常の天井の高さよりも高い位置に照明を設置することもあるかと思います。
その場合、「新築の時に大工さんが設置してくれたのはいいものの、どうやって交換しよう」となるケースもあります。
この現象への対処法は、LEDライトを採用して交換の頻度を少なくすることです。
一般的にLEDライトは1日8時間電気を付ける場合、*約13~17年ほど寿命が続くといわれています。
同じ条件で蛍光灯を利用した場合、その寿命は約2~4年であると言われているので、LEDにするだけで交換の手間がグンと下がります。
十年に一度の交換であれば、無理をせず電気屋さんに依頼をして交換をしてもらうのがおすすめです。
*株式会社Beamtec「LEDの寿命はどのくらい?LEDの仕組と使える期間について解説!」参照
理想の間取りを叶えるなら
今回は、リビング吹き抜けの魅力とよくある後悔についてご紹介しました。
リビング吹き抜けは、華やかでオシャレな印象がある反面、後悔ポイントがあるのも事実です。
これから注文住宅を考えている人は、一度自分の理想とする間取りが実現可能かプロの設計士に相談してみるといいでしょう。
埼玉相互住宅では、お客様の「こんな暮らしがしたい」を叶える間取り相談会を随時行っています。
どんな些細なお悩みでも大丈夫ですので、お客様の思いをお聞かせください。